男ふたり女ひとり

今夜は辛いことを忘れたいので小学校の頃に仲が良く最近再会した自分に愚痴を聞いて欲しいというものだった。
悪友たる親友もこの女性とは親友であり、小学校の頃は一緒に遊んだ仲なので話を聞いて自分も愚痴を聞こうと名乗りを上げてくれた。

かくして、最低男のことを忘れるための飲み会が企画され、僕のアパートで3人で行われることになったのだ。
某巨大駅の有名待ち合わせの場所で彼女と合流した。
その様子に僕たち二人は驚いた。

彼女は育ちの良いお嬢様然とした女の子だったはずだ。
また、学区内で一番の進学校に入学した秀才だった。
その幼馴染の服装はというと、男を誘うような薄いキャミソールに水色のパンツがチラリと覗く短いホットパンツという出で立ちだったのだ。

正直、僕たちは唾を飲み込んだ。
そんな驚きがありながらも、僕たちは僕のアパートに移動して飲み会を始めた。
そこで更に驚いたのが、彼女の男性遍歴だった。

酔った彼女が話したのは、経験男性人数は50を超えていて、セックスが大好きであり、親友だと思っていた中学校に入りたての頃には教師と初体験を済ませていたというのだ。

ドン引きである。
彼女の底が見えてしまった。
人間の本質は、こういう時に出るものである。

この時、密かに幼馴染の関係を解消しようと決めた。
人間性は簡単には変えられない。
友達としても付き合ってはならないステージの側にいるのだ彼女は。

どんどん酔いがさめていった。

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